デートを断られない秘訣!「ダブルバインド」とは
「せっかくお誘いをするのであれば断られたくない」というのは誰もが思っていることでしょう。皆さんは合コンや婚活バスツアーで出会った異性をデートに誘う時「今度ご飯に行きませんか?」「○○日は空いていますか?」という誘い方をしていませんか?実はちょっとアプローチの仕方を工夫するだけで、デートのお誘いが格段に断られにくくなる心理学テクニックがあるんです!今回はそんな心理学テクニック「ダブルバインド」について紹介します。
恋愛で使える心理学テクニック「ダブルバインド」って?
デートのお誘いが格段に断られにくくなる心理学テクニック「ダブルバインド」とは、「すでにOKをもらった前提で2つの提案をすることで、相手に意識されることなく自分の要求を滑り込ませる」といったテクニックです。ただ、この説明だけされてもいまいちピンとこないと思うので、ここで具体例を挙げて説明していきたいと思います。
たとえば、あなたが友達に「お菓子食べる?」と聞かれたとしましょう。その場合、あなたは「食べる・食べない」の2択を考えますよね?しかし「甘いお菓子としょっぱいお菓子どっちを食べる?」と聞かれたとしたらどうでしょうか。無意識のうちに「甘いのとしょっぱいのどっちがいいかな……」と考えてしまいませんか?その結果「お菓子を食べる・食べない」というテーマの選択肢から、「甘い・しょっぱい」というテーマの選択肢にすり替えられてしまうといったことが起こります。
このように潜在意識にさりげなく要求を滑り込ませることができるのが心理学テクニック「ダブルバインド」です。相手は気づかないうちにあなたの意図する方向に誘導されいくことになります。
ダブルバインドを使う時に注意しなければいけないこと
相手の潜在意識に要求を滑り込ませることができる「ダブルバインド」ですが、いつでも効果的、ただ選択肢を提示すればいいという訳ではありません。ダブルバインドを使用する際は以下のことについて注意する必要があります。
信頼関係が築けている相手限定で | ダブルバインドはとても便利なテクニックですが、使用する相手はある程度の信頼関係を築いている人限定にしましょう。もしあなたがあまり仲良くない人に急に選択を迫られても「どっちがいいかな……」という考えには至らないですよね?多少馴れ馴れしい対応をしても大丈夫な間柄である必要があります。 |
選択肢のチョイスに気をつけましょう | ダブルという言葉がついていますが、選択肢が2つでなくてはいけないということではありません。ただし、選択肢の数が多すぎると相手が選びにくくなってしまい逆効果です。また選択肢が相手にとってどれも都合が悪い場合、相手に強引な印象を与えてしまう可能性があります。 |
使いすぎに注意しましょう | ダブルバインドはうまく使えば非常に有効なテクニックです。しかし、使いすぎてしまうと選択肢のチョイスと同様相手に強引な印象を与えてしまいかねません。あくまで自然にここぞ!という時に使用するようにするのが良いでしょう。 |
使えるテクニックだとしてもタイミングを間違えたり、必要以上に多用してしまったりすると逆効果になってしまうこともあります。テクニックに溺れることなく、効果的に繰り出すことが重要だと言えるでしょう。
ダブルバインドを使ってデートに誘ってみよう!
ではこの「ダブルバインド」をデートに誘う時に応用するならばどのようにするのがいいのでしょうか。もしあなたがバス婚ツアーと出会った異性をデートに誘うなら「いつ空いていますか?」というのではなく「○○日と●●日ならどっちが都合がいいですか?」「○曜日と●曜日ならどちらが都合がいいですか?」というように聞いてみましょう。この場合は日にちや曜日は相手が最も空いていそうな所を選んで選択肢にしましょう。
また「どこへ行くか」でデートに誘う時も「行くとしたらカラオケと映画どっちに行きたいですか?」と選択肢を提示して誘うことで、お誘いを断られにくくすることができます。他にも少し応用してこのような会話からダブルバインドにもっていくことも可能です。
A「観たい映画が10本くらいあるんで全部観に行きましょう!」
B「そんなに映画観られないでしょー」
A「うーん…じゃあ○○と●●のどっちか観に行きましょう」
B「じゃあ○○がいいかな」
このように最初に少し大げさな提案をすることで「行く・行かない」よりも「10本も観るのか」というところに意識を向けることができます。そして選択肢を提示して提案をすることで、映画に行くという前提で話をすすめることができる可能性が上がるでしょう。
気になる異性を誘う際に「ダブルバインド」は非常に有効なテクニックです。バス婚ツアー中やバス婚ツアーで出会った異性を誘う時には、このダブルバインドを意識することでお誘いをより確実なものにできるかもしれません。チャンスを無駄にしないように、うまくテクニックを駆使して素敵な恋愛を成就させましょう。